• TOP
  • カテゴリー: 歯内療法
  • 根の治療のリスク

    神経を除去した歯は、今までの状況と何が違くなるのでしょうか?

    歯の神経の部分には、神経と血管が入っています、

    問題点はこの二つを失うことと、

    根の治療において歯の構造上の変化をさせなければならない事にあります。

     

    血管を失うこと:

    通常、歯は血液による栄養供給を受けていますが、

    根の治療により血管を失います、この事により歯に栄養が供給できなくなり、

    みずみずしさを失い割れやすくなってしまいます。

     

    神経が無くなること:

    痛みというものは生体にとっては異常を知らせるアラームです。

    神経を失ってしまった歯は、とうぜん知覚も失ってしまい、

    虫歯になっても痛みを感じる事が出来なくなります。

    そのため、歯の深部まで虫歯になってから治療に移る事が多く、

    健全な部分が少ししか残せなくなってしまいます。

    量が少なくなった歯は力学的に弱くなってしまいます。

     

    歯の構造が変わること:

    神経の治療をする為に、便宜的に歯の噛む所から穴をあけます、

    この事により応力が集中しやすい部位が出来てしまい、割れやすくなってしまいます。

     

    このようなことから、神経の治療にはリスクが伴います

    そのために、虫歯の初期の段階での治療をして

    そしてその後には、神経の治療に進まないように

    しっかりとメンテナンスに移行して下さればと思います

    せっかく治した歯ですから、しっかりもたせる様に一緒に頑張りましょう。

    【東京オペラシティ歯科】初台の歯医者・歯科|土曜も診療

    日付:  カテゴリ:歯内療法

    歯の神経の治療

    20100509014117.jpg

    こんにちは
    先日、去年に1年間通いました南カルフォルニア大学の講習会に行ってきました
    今回はロサンゼルスで開業なさっている日本人の先生の講演でした

    この先生は南カルフォルニア大学の日本プログラムの責任者もやっている方で
    日本の大学を卒業されてから、アメリカに渡り、南カルフォルニア大学の歯内療法(歯の神経の治療)の大学院に進み
    アメリカの歯科医師免許を取得し、あちらで歯内療法の専門医をやられています
    今回の講習会ではアメリカでの歯内療法の最前線を学んできました

    今回の講習会でも、歯内療法の知識や手技を再確認してきました
    実は歯内療法を語るに、外科的な治療法は外せないのです
    歯の神経が入っている空間は、曲がっていたり、枝分かれしていたり、かなり複雑な形態になっています
    この様な歯の根の先端に難治性の膿の袋が出来てしまった時には
    外科的な治療の方が確実性が高い時があります

    症例によっては、よくあるような根の治療なのにもかかわらず、外科的な話になることもあるでしょうが
    歯内療法において、外科的なアプローチも含めた上の治療計画は世界的にスタンダードな事になっております
    みなさんも、根の治療の時に外科処置の話が出るかもしれませんが
    患者さんの病気を治すために、担当医が出したひとつの治療のオプションです
    外科治療・非外科治療のメリット、デメリットを理解して頂いた上で
    納得出来る治療法を選んで頂ければと思います

    また、当院では歯内療法の専門医をご紹介する事も出来ますので、担当医に相談して頂ければと思います

    【東京オペラシティ歯科】初台の歯医者・歯科|土曜も診療

    日付:  カテゴリ:歯内療法

    診療メニュー

    治療の目標を共有し、患者さまと共に二人三脚で歩んでいく姿勢が重要だと思います。 患者さまに合わせて治療期間、治療費、治療内容をご説明いたします。
    そして、いくつかの選択肢の中から患者さまに合った治療法が選べるように私たちがお手伝いいたします。

    初めての方へ

    初めての方へ