こんにちは
先日、去年に1年間通いました南カルフォルニア大学の講習会に行ってきました
今回はロサンゼルスで開業なさっている日本人の先生の講演でした
この先生は南カルフォルニア大学の日本プログラムの責任者もやっている方で
日本の大学を卒業されてから、アメリカに渡り、南カルフォルニア大学の歯内療法(歯の神経の治療)の大学院に進み
アメリカの歯科医師免許を取得し、あちらで歯内療法の専門医をやられています
今回の講習会ではアメリカでの歯内療法の最前線を学んできました
今回の講習会でも、歯内療法の知識や手技を再確認してきました
実は歯内療法を語るに、外科的な治療法は外せないのです
歯の神経が入っている空間は、曲がっていたり、枝分かれしていたり、かなり複雑な形態になっています
この様な歯の根の先端に難治性の膿の袋が出来てしまった時には
外科的な治療の方が確実性が高い時があります
症例によっては、よくあるような根の治療なのにもかかわらず、外科的な話になることもあるでしょうが
歯内療法において、外科的なアプローチも含めた上の治療計画は世界的にスタンダードな事になっております
みなさんも、根の治療の時に外科処置の話が出るかもしれませんが
患者さんの病気を治すために、担当医が出したひとつの治療のオプションです
外科治療・非外科治療のメリット、デメリットを理解して頂いた上で
納得出来る治療法を選んで頂ければと思います
また、当院では歯内療法の専門医をご紹介する事も出来ますので、担当医に相談して頂ければと思います