聞きなれない言葉かと思いますが、簡単に言えば、最終的な被せ物を装着する間に、 様々な評価をすることを目的とした仮歯のことです。ただの仮歯とは、全く違います。 どのような評価をおこなっているかというと、 ?審美面での確認 :形態や歯の長さ、幅はどうか ?咬合の確認 : かみ合わせはどうか 咬合力の分散はできているか ?歯の周りの組織の保護、回復 : 炎症はおきないか、磨きずらい事はないか ?発音の評価 ?残存歯質、歯髄の保護 ?テクニシャンとのコミニケーション などなど、 様々な側面からアプローチしていきます。 プロビジョナルレストレーションを仮に着けている期間に、この様な評価をおこない、修正を加え、 再評価をしていきます。 また、患者様にも審美性や装着感など主観的な評価をしていただき改善していきます。 このように改善したプロビジョナルレストレーションの機能と形態を、最終的な被せ物に模倣させ、 テクニシャンに正しい情
報を伝達して、完成へのステップとしています。 このような評価をしっかりおこなうことが、最終的なゴールが確実かつ、予知性の高いものとなります ので、とても大事なステップとなっています。
日付: 2010年2月2日 カテゴリ:その他の歯科治療関連, 審美