朝の歯磨きのタイミングって昔から2つに分かれますよね。
朝食前と朝食後ですね。
ここではそれぞれの目的をお話しさせていただきます♪
☆まず朝食前(起きてすぐ)の歯磨きです。
寝ている間は唾液の分泌が少なく、唾液の殺菌作用が期待できない上に、口の中が乾燥しがちです。
乾燥すると口の中のさまざまな細菌の活動が活発になり、増殖します。
起きてすぐに口臭を感じるのはそのせいです。
起きてすぐの歯磨きはそれらの雑菌を洗い流すためにします。もちろんぶくぶくうがいだけでも効果はあります。
☆次に毎食後の歯磨きですが、食後30分以内が勝負だと知っていましたか?(゜o゜)
食べた物の中の糖分を栄養として口の中に常時住んでいるミュータンス菌が活性化して酸性度を高める時間が30分間ほどと言われているからです。
強い酸は歯のエナメル質からミネラルを奪って表面を溶かしてしまいますが、唾液の作用で口の中が中性化し、ミネラルも戻ってもとに戻ろうとする力が働きます。(再石灰化)
このように食事の度に溶けたり戻ったりが繰り返されています。
この時に唾液の力だけに頼らず、歯ブラシで食べ物のカスや汚れを取り除くことは虫歯の発生を防ぐために大変重要ですし、歯ブラシで磨く事自体が唾液の分泌をうながすことにもなります♪
『起きてすぐ磨くだけ』派の方は要注意ですよ〜
3分早く起きて食後磨きもお忘れなく☆)^o^(☆