こんにちは(^_^)
今回は『咬むこと』についてお話します。
何を食べたか、どこの歯で咬んだか、どのように咬んだか…
そんなことは誰も考えずに食事をしています。
では、咬む指示をどこが出しているのでしょう…
それは、歯根膜です。
歯根膜というのは、歯の周りの組織の一つです。
咬んだ刺激は、歯を通じて歯根膜に伝わります。
歯根膜は最小5ミクロンの厚さの違いから咬んだ食べ物の種類を判断して、咬み方や飲み込む時期を指示します。
歯根膜は、口の感覚器官なのです!
歯根膜が指示した咬む運動は、咬む筋肉、舌の筋肉、顔の筋肉、首の筋肉を協調させます。
この運動は、歯根膜・咬筋反射と呼ばれ、無意識に運動する反射運動です。
そして口の開閉は、リズミカルな連鎖反応です。
咬むことは、顎の骨を発育させる刺激になる他、唇・頬の筋肉を変化させます!
そして咬むことのすばらしい点として、肥満を防止する。という働きがあります。
脳に満腹中枢があることは、ご存知かと思いますが、7分以上咬むことで、満腹中枢は刺激をうけ始めます。
そして、15分から30分咬ことで、満腹感を感じ始めます。
つまり7分以内の食事は、栄養面では満たされていても、頭にはまだ空腹感が残り、食べ物をほっしてしまいます。
ですので…よく咬んで、味わって、満腹中枢を活性化させましょう!
脱・メタボリック!!