糖尿病の患者様の多くは、組織内の血行不良や白血球の機能低下のため、防御機能が低下し、 感染に対する抵抗性は低いと言われています。 そのため、口腔内では、歯周病などの疾患にかかりやすいとは言われています。 しかしながら、徹底したプラークコントロールや、口腔内のケアにより、予防は十分可能になります。 糖尿病のタイプは、インスリン依存型なのか、非依存型なのか。 コントロール方法は、薬物療法、運動療法、食事療法などどのようにおこなっているか。 また、空腹時血糖、HbA1cの検査状態や、現在飲んでいるお薬はどのようなものかなど 事前に病院側がしっかり把握できていれば、歯科診療時に大きな問題が起こることは、 まずないと思います。 糖尿病の治療も、口腔内のケアもしっかりしたコントロールが必要ということですね。 患者様と病院側での連携が非常に大事になりますので、お話を重ねて治療を進めていきましょう。