こんにちは、歯科医の村上です。
4月11日に当法人理事長が行うセミナーの準備に追われ、久しぶりのブログ投稿です。
今日は、最近読んで面白かった本をご紹介します。
「食育のススメ」黒岩比佐子 著 です。
内容は、明治の大ベストセラー小説『食道楽』で紹介された美食、食餌療法、食育、おもてなし等の数々、食育基本法がつくられる百年も前から「食育」を提唱し、推進した人の食の極意について書かれています。
ところで皆様は「食育(しょくいく)」という言葉をご存知でしょうか?
平成17年に「食育基本法」が施工されました。
食育基本法によれば、「二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何よりも「食」が重要である。」となっています。
食育は、家庭、学校、職場、地域など様々な領域において、国民が自ら取り組む広がりを持つ国民運動です。
このような食育の広がりの中で、歯科領域から発信は、「食」に関わる「食べ方」の知識・意識・行動の育み、および、「食べ方」を通して「食」を選択する力の育みの推進です。
生涯にわたって”おいしく味わえる”社会の実現に向けて、私たちは皆様を支援していきたいと思います。